森田誠の犬のしつけ法は従うのが「うれしい」という犬の心を育てます

犬の行動心理学

犬の行動心理学



犬の行動心理学の視点から話をすると、おもちゃやおやつがほしくて言うことを聞いているということは、犬の本来もっている、獲物を追いかけるという狩猟本能に働きかけていることになります。


つまり、狩猟本能という攻撃的な野生の本能を強めることになります。


ですから、実は今までのしつけ方法では、しつけをする前よりも、
しつけをした時のほうが余計に手に負えない犬になってしまうケースがたくさんあるのです。


野生の本能が強くなると、野生の特性である、人や犬に対して吠えたり、動くものに対して向かっていこうとする行動(狩猟本能)が日に日にひどくなります。


犬が人間社会で生活する以上、犬の攻撃的な野生の部分は必要ありません。


おやつやおもちゃを使ったしつけ方法は、飼い主の言うことをきけば、ご褒美をもらえるという、獲物を獲得するゲームだと犬は捕らえています。


あなたの言うことに従っていると言うよりは、獲物がほしいから、オスワリなどの行動をしているだけで、 従っている訳ではありません。


おやつやオモチャを使って築いた愛犬との関係は飼い主さんを信頼して従っている「心」の関係ではなく、おやつやオモチャがほしいから、従っているフリをしている「モノ」との関係なのです。


私のしつけ方法がよそで行なわれている方法と違うところは、 「人の愛情に喜んで従いたい」という心理を育てていくことにあります。


つまり、あなたの愛犬が、飼い主であるあなたを信頼して従うようになる「心」の関係を築く方法です。


犬の訓練士に、しつけをしてもらいたいという方もいらっしゃいますが、よく考えて下さい。

愛犬と信頼関係をはぐくむのは、他でもないあなた自身です。

いくらしつけをトレーナーの人が教えても、あなたがしつけ方法や犬への接し方を学ばなければ、結局もとに戻ってしまいます。


つまり、


あなた自身が、ご愛犬と信頼関係をはぐくむためには、あなた自身が、しつけ方、そして犬への接し方を覚える必要があるのです。


信頼関係が築できれば、問題行動を起こしていた犬でも、見違えるように穏やかで従順な良い子になります。


>> 森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法



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